
01 / CONCLUSION
放課後等デイサービスのAI活用は、実在の情報を入れない「下書き」から始めます。おたより、活動案、研修の振り返り、会議のひな形、連絡文は、架空ケースを使って下書きを整えます。一方、支援内容や安全、こどもの情報に関する判断はAIに任せません。
下書きはAIと。判断と支援は、人が。
02 / WHY NOW
2026年10月5日の第65回障害福祉報酬改定検討チームでは、障害児支援について、①障害児支援基礎・実践研修(仮称)の創設・制度化の案(講義の前後に受講者自身の振り返り、上司や先輩職員との対話を行うことが基本)、②児発管を中心にチームで個別支援計画を作るプロセスの明確化の案(作成責任は児発管、原案作成の一部は一般職員も担える)などが示されました。いずれも検討の方向性(案)で、決定ではありません。2026年10月13日時点の参考情報として、厚生労働省の第65回資料ページと資料PDFを人が確認してください。
03 / FIVE SCENES
以下はすべて架空ケースです。実在のこども・保護者・職員の情報、写真、記録、固有の数字は入力しません。「材料にないことを足さない」「不明点は要確認」と最初に指示します。
おたよりや行事案内を読みやすく整えます。こどもの名前・写真・具体的な様子は入れず、差し込みはAIの外で人が行います。
活動案と準備物を洗い出します。安全面、個別の配慮、実施可否は職員が判断します。
講義前後の振り返りシートや、先輩との対話メモの項目案を作ります。研修制度の要件を満たす書式だとは言わず、法人と一次情報で確認します。
個別支援計画を考えるチーム会議の共通フォーマットや進行表を整えます。実際のこどもの情報で計画原案を作らせるものではなく、作成責任は児発管です。計画そのものは個別支援計画のAI活用、指示文は個別支援計画のプロンプト例へ。
関係機関への一般的な連絡文や見学案内を下書きします。個別のこどもの情報のやり取りはAIを使わず、事業所の規程に従います。
04 / DO NOT DELEGATE
支援内容・安全・虐待の疑い・保護者からの緊急相談への対応判断、個別支援計画の確定、行政への届出・申請はAIに任せません。制度や事業所の規程に照らし、必要な人が確認・判断します。
こども・保護者の情報は要配慮個人情報を含み得る前提で、原則として生成AIに入力しません。マスキング済みでも、こども・保護者・職員の実在情報は生成AIに入力しません。AIの外で実データを扱う場合も、事業所の規程・アクセス権限・保存期間に従い、必要最小限で管理します。利用するAIサービスの契約条件や法人の承認手順も確認してください。
05 / SAFE START
実在情報を使わず、おたよりや案内文の短い下書きから始めます。
入力禁止情報、利用者、保存・共有・削除、サービスの確認方法を法人の規程にします。
事実、表現、安全面、個別の配慮を確認し、承認手順に沿って確定します。
困った点や誤りを記録し、規程とひな形を更新します。
06 / FAQ
AIに入力してよい情報と、入力しない情報を法人の規程で決めます。こども・保護者・職員の情報は要配慮個人情報を含み得るため、原則として生成AIに入力しません。架空ケースで試し、出力を誰が確認して確定するかも決めます。
入れません。こどもの名前・写真・日々の様子など、実在のこどもや保護者が特定され得る情報は生成AIに入力せず、差し込みや最終調整はAIの外で権限のある人が行います。
要件を満たせるとは言えません。2026年10月13日時点では検討の方向性(案)であり、研修の要件や手引きが確定したわけではありません。確定後も一次情報を確認し、AIはひな形づくりの補助にとどめます。
07 / SUMMARY
放課後等デイサービスでは、まず架空ケースのおたよりや案内文からAIを試します。個人情報は入力せず、活動の安全、支援、計画、行政対応の判断は人が担います。AIは下書き・補助まで。最終的な判断と確定は、法人の規程・承認手順に従い権限のある人が行う。
下書きはAIと。判断と支援は、人が。この線引きを規程と確認手順に落とし込むことが、使い始める第一歩です。
免責
本記事は2026年10月13日時点の一般情報です。第65回障害福祉報酬改定検討チームの内容は検討の方向性(案)であり、決定・施行された制度の解説ではありません。最新の一次情報を人が確認してください。生成AIへの入力可否、個人情報保護、支援・制度の個別判断は、法人の責任者、所管行政機関、専門家へご相談ください。
あなたの右腕、作りませんか。
下書きはAIと。
判断と支援は、人が。
障がい福祉に特化したAI研修「WelvieAI」。仮想モデル事業所のケース演習で、AIへの指示と確認の「型」を学びます。受講中に受講者の実業務や実データは扱いません。
資料請求・無料相談はこちらこの記事を書いた人
杉本 悠飛(すぎもと ゆうひ)
株式会社フェアテクノロジーズ 取締役 / ウェルビーラーニング事業責任者 / WelvieAI事業責任者
障がい福祉に特化した動画研修サービス「ウェルビーラーニング」を立ち上げました。ウェルビーラーニングをご契約中の法人1,000社・アクティブユーザー20,000名以上(2026年9月時点・当社調べ)にご利用いただいています。弊社グループで就労継続支援A型事業所・グループホームを運営し、制度対応と現場運営の両方に携わっています。2026年からは障がい福祉特化のAI研修「WelvieAI(ウェルビーAI)」の立ち上げも担当しています。
この実績はウェルビーラーニングの実績であり、WelvieAIの受講実績ではありません。